LibSQL ストレージ
LibSQL ストレージの実装は、インメモリと永続的データベースの両方として実行できる SQLite 互換のストレージソリューションを提供します。
インストール
npm install @mastra/libsql@latest
使用方法
import { LibSQLStore } from "@mastra/libsql";
// ファイルデータベース(開発環境)
const storage = new LibSQLStore({
url: "file:./storage.db",
});
// 永続的データベース(本番環境)
const storage = new LibSQLStore({
url: process.env.DATABASE_URL,
});
パラメータ
url:
string
データベースURL。インメモリデータベースには':memory:'を、ファイルデータベースには'file:filename.db'を、または永続的ストレージには任意のLibSQL互換の接続文字列を使用します。
authToken?:
string
リモートLibSQLデータベース用の認証トークン。
追加の注意事項
インメモリ vs 永続ストレージ
ファイル設定(file:storage.db
)は以下の用途に適しています:
- 開発とテスト
- 一時的なストレージ
- 迅速なプロトタイピング
本番環境での使用には、永続データベースURLを使用してください:libsql://your-database.turso.io
スキーマ管理
ストレージ実装は、スキーマの作成と更新を自動的に処理します。以下のテーブルが作成されます:
mastra_workflow_snapshot
: ワークフローの状態と実行データを保存mastra_evals
: 評価結果とメタデータを保存mastra_threads
: 会話スレッドを保存mastra_messages
: 個別のメッセージを保存mastra_traces
: テレメトリとトレースデータを保存mastra_scorers
: スコアリングと評価データを保存mastra_resources
: リソースワーキングメモリデータを保存