OtelConfig
OtelConfig
オブジェクトは、アプリケーション内で OpenTelemetry のインストルメンテーション、トレーシング、およびエクスポートの動作を設定するために使用されます。そのプロパティを調整することで、テレメトリーデータ(トレースなど)の収集、サンプリング、エクスポート方法を制御できます。
Mastra で OtelConfig
を使用するには、Mastra の初期化時に telemetry
キーの値として渡します。これにより、Mastra はトレーシングとインストルメンテーションのためにカスタムの OpenTelemetry 設定を使用するように構成されます。
import { Mastra } from "mastra";
const otelConfig: OtelConfig = {
serviceName: "my-awesome-service",
enabled: true,
sampling: {
type: "ratio",
probability: 0.5,
},
export: {
type: "otlp",
endpoint: "https://otel-collector.example.com/v1/traces",
headers: {
Authorization: "Bearer YOUR_TOKEN_HERE",
},
},
};
プロパティ
serviceName?:
string
テレメトリーバックエンドでサービスを識別するために使用される人間が読める名前です。
enabled?:
boolean
テレメトリーの収集とエクスポートが有効かどうかを示します。
sampling?:
SamplingStrategy
トレースのサンプリング戦略を定義し、どれだけのデータを収集するかを制御します。
'ratio' | 'always_on' | 'always_off' | 'parent_based'
number (0.0 to 1.0)
object
export?:
object
収集したテレメトリーデータのエクスポート設定です。
'otlp' | 'console'
string
Record<string, string>