エラー処理

Mastra Client SDKには、組み込みの再試行メカニズムとエラー処理機能が含まれています。

エラー処理

すべてのAPIメソッドは、キャッチして処理できるエラーをスローする可能性があります：


try {
  const agent = client.getAgent("agent-id");
  const response = await agent.generate({
    messages: [{ role: "user", content: "Hello" }],
  });
} catch (error) {
  console.error("An error occurred:", error.message);
}

リトライメカニズム

クライアントは失敗したリクエストを指数バックオフで自動的に再試行します：


const client = new MastraClient({
  baseUrl: "http://localhost:4111",
  retries: 3, // リトライ試行回数
  backoffMs: 300, // 初期バックオフ時間
  maxBackoffMs: 5000, // 最大バックオフ時間
});

リトライの仕組み

最初の試行が失敗 → 300ms待機
2回目の試行が失敗 → 600ms待機
3回目の試行が失敗 → 1200ms待機
最終試行が失敗 → エラーをスロー